姨捨四十八枚田の田植え 

姨捨四十八枚田の田植え 

6月1日、姨捨四十八枚田の田植えが行われた。ここは元々長楽寺の寺領だった場所であり、姨捨棚田発祥の地と言われている。当日四十八枚田保存会の会員、オーナー契約している楽知会のメンバー、地元八十二銀行の行員等、約40人が参加した。

 四十八枚田観音の石像の背後には日本一小さな田圃があるが「昔々、一人のお百姓さんが田仕事を終えて田圃を見渡すと一枚足りない。何度数えても足りないので諦め、足元の蓑を拾い上げると、その下に田圃が一枚あった」という話が伝えられている。この小さな田にも20株程の早苗が植えられた。米不足の昨今、秋の実りが楽しみである。

姨捨四十八枚田