子宮頸がん予防啓発プロジェクト 中学校への啓発活動

子宮頸がん予防啓発プロジェクト 中学校への啓発活動

中学校への啓発活動

子宮頸がん予防啓発プロジェクト「愛は子宮を救う」(主催・長野県細胞検査士会。会長・信州大学医学部付属病院・小林幸弘氏)では、啓発パンフレットを県内すべての中学校2年生に配布している。

 プロジェクトは今年で11年目となるが、昨年は新型コロナの影響でイベントが開けず、昨年から配布用のパンフレットを作成した。今年は11月下旬から12月にかけて配布を行い、千曲市内の各中学校にも届けられた。屋代中学校にはプロジェクト実行委員会委員長・中村恵美子さんが直接訪問。12月2日、2学年全員分のパンフレットを生徒代表の保健委員に手渡した。

 今年度から全面実施となった「がん教育」は、いま全国の中学校で推進され始めている。中村さんは「子宮頸がん予防は検診とワクチンの二本立て。子宮頸がんは防げるがんだが、近年若い人たちに増えてきており、身近に考えて欲しい」と話し、学校の授業によって理解が進むことに期待を寄せた。

 

屋代中学校の保健委員にパンフレットを手渡す中村さん