寿野球全国大会 第50回大会を開催

寿野球全国大会 第50回大会を開催

 参加資格が満40歳以上で選手9人の年齢合計が450歳以上のチームという「寿野球全国大会」が50回目の記念大会を5月11日に開催した。今年は県内から21、県外から19チームが参加。登録選手の最高齢は大会創始者で寿野球全国大会元会長の吉松俊一さん(長野生涯球友所属)の91歳だった。

 戸倉野外趣味活動センター野球場で行われた開会式では優勝旗が返還され、昨年大会最高優勝の御前崎OB野球倶楽部(静岡県)の大川修弘監督が「歳をわきまえ救急車の世話には絶対ならないよう」と、ユーモアに富んだ選手宣誓で会場の笑いを誘った。

 寿野球は昭和51年(1976)、当時の更埴市で発足。現在は千曲市と坂城町の11球場で試合が行われている。

 試合会場の各球場には、球音とともに年齢を感じさせない若々しい歓声が響いていた。

開会式での選手宣誓