小川修一氏が二回目の当選果たす 現職と新人の一騎討ち
千曲市長選 投開票
投票率は前回より8%強上昇
任期満了に伴う千曲市長選は10月27日に投開票が行われ、現職で2期目を目指した小川修一氏(56)が、新人の洞田英樹氏(60)を破り、再選を果たした。投票率は解散に伴う衆議院選挙と同日選挙となった影響もあってか、58. 17%と、前回2020年に比べて8%以上上昇した。当選確定の報を受け、小川氏は「大勢の支援者から力強い後押しを頂き、最後まで戦い抜くことが出来た」と感謝の言葉を述べるとともに「1期4年でまだまだ出来なかったこともある。一つずつを丁寧に進めていきたい」と市政への意欲を語った。
現職が激しい選挙戦を制す
選挙戦で小川氏は台風災害からの復興や、上山田戸倉出張所の開設、産業団地の企業進出、屋代スマートインターチェンジの事業化、清泉大学の誘致実現などを1期4年間の実績としてアピール。2期目の公約として、教育・次世代支援や防災拠点の建設などを掲げ、「すべては市民のために」をスローガンに選挙戦を戦った。地盤の屋代をはじめとした東部地区以外に、川西地区でも一定の支持を集めたものとみられる。
一方、敗れた洞田氏は出身地の稲荷山のほか戸倉、上山田方面で票を固め「千曲市を刷新する」と訴えて草の根の選挙運動を展開。複数の市議からの支援のほか、自身が誘致に関わったプロバスケチーム・信州ブレイブウォリアーズのファンの後押しなどもあったが、現職を上回る支持を得ることは叶わなかった。
当選した小川氏は10月28日に千曲市役所で当選証書を付与された。
当選した小川修一氏
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