屋代中学校の生徒たちが沢山川でジャコウアゲハの保護活動を体験
屋代中学校の生徒たちが生萱の沢山川土手に生息するジャコウアゲハの保護活動に参加した。沢山川の在来生物について学習している「水辺の生物を助けふれあお!」のグループ(担当・村石健一教諭)では昨年、川の上流のスケッチパークでサワガニなどの水辺に住んでいる生き物について調べた。今年は2年生4人の発案で、千曲市市民環境会議が長年行ってきたジャコウアゲハの保護活動に取り組むこととなった。
生徒たちは市の環境課に問い合わせて、これまで保護活動を続けてきた保護プロジェクト前代表の堀口強さんから指導を受けることとなり5月16日、1年生と2年生28人が沢山川右岸の心誓橋に集合。ジャコウアゲハが卵を産みつけるウマノスズクサの支柱立てを行った。生徒たちは竹の支柱を地面に差し込むのに苦労しながら、ウマノスズクサの蔓をひもで結んで固定していった。この日は幼虫を確認することは出来なかったが、ちょうど成虫が飛んでくる様子を目撃することが出来た。

支柱を立てる屋代中学校の生徒たち