屋代小学校1年生「鰹節削り」体験
7月3日、屋代小学校では1年生の食育の一環として参観日に「親子で鰹節削り体験」の授業を実施した。これは親子で鰹節を削り機で削る体験をし、カップに味噌を入れたお湯で出汁のありなしで飲み比べを行う試み。今回屋代小では全国で鰹節の啓発運動を展開している「かつおぶし食育研究会」の「かつおぶし削り体験プロジェクト」に応募して、研究会から道具などを借りた。
最初は先生からかつおぶしに関するクイズを10問出題。子どもたちがかつおぶしに関する基礎の知識を学んだ。また、動画で鰹節削りの工程を紹介。削り方をレクチャーした。
その後12グループに分かれ、親子でテーブルごとにかつおぶし削りを開始。子どもだけでなく保護者も慣れないかつおぶし削りに悪戦苦闘しながら、徐々にきれいにかつおぶしを削り出していった。最後に出汁のありなしで飲み比べをし、子どもたちからは「鰹節を入れたほうがおいしい」と驚きの声が上がっていた。
今回1年生にとっては初めての親子での体験授業。2クラス56名の児童らにとって、食材に関する貴重な学びと発見の場となった。
鰹節削り体験 (屋代小学校体育館・7月3日)