屋代高校付属中学校「千曲市探索」の取り組み
屋代高校付属中学校一年生の皆さんから、地域を学ぶ授業についてのお便りが届きましたのでご紹介します。
こんにちは。屋代高等学校附属中学校1年生です。私たちは9月16日、17日に総合的な学習の時間の一環として「千曲市探索」を行いました。千曲市以外から通学している生徒が多い学校ですが、自分たちの学校のある千曲市についてよりよく学べる機会となりました。
1日目は「稲荷山町くらしと心を育む会」の方々とともに稲荷山地区の探索を行いました。その探索で印象に残ったのは町の造りです。一軒一軒が長く、蔵がとても多かったです。碑や古い建物も多く、昔のままの街並みなのだろうなと感じました。昔の生活は、たくさんの工夫と苦労が詰まっている事がわかりました。
2日目は「姨捨棚田エリア」「屋代駅エリア」「戸倉上山田温泉エリア」の3つのエリアに分かれて探索を行いました。姨捨棚田エリアでは、令和2年度文化庁日本遺産に登録された棚田について。屋代駅エリアでは、観光、SDGsやシェアサイクル等について。戸倉上山田温泉エリアでは、温泉についてお話をいただき、特色について学習することができました。何よりも班別行動時に迷って困っていたところに、地域の人に「どこへ行くの?」と聞かれ、行き先まで案内してくださり、目的地までしっかり行くことができました。今回の探索では、人の温かさを感じることができました。とても温かい気持ちになりました。
千曲市探索にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。これからも千曲市についてよりよく知って、わたしたちにできることを考え、行動に移していきたいと思います。
(文と写真・屋代高校付属中学校1年生)