市内企業から被災地へ支援の輪 千曲市姉妹都市・富山県射水市など
能登半島地震で被害が出ている千曲市の姉妹都市・富山県射水市に対する復興支援として、市内各所で特産品「いみずサクラマス」の販売が行われた。射水市内で養殖される「いみずサクラマス」はブランド化されている国産サクラマスで、幻のサクラマスと呼ばれている。今回千曲市農林課から販売の支援をしたいとの問い合わせに対して、射水市から提案のあった商品は「いみずサクラマス寿司」と「いみずサクラマス昆布締め」。2月に千曲市職員向けに販売されたほか、あんずの里物産館や屋代駅ウェルカムステーションに射水市コーナーが設けられた。
4月19日にあんずの里物産館を管理する㈱ハッピーカンパニーは売り上げの一部(5万2880円)を義援金として射水市への寄付を決定。武井社長と中澤館長が市役所を訪問して贈呈式が行われた。
このほか、羽尾のみそ醸造販売会社・高村商店では3月30日に開催した「みそ祭り」の売上の一部(12万円)を能登半島地震の被災地に寄付するなど、千曲市内の企業から北陸への支援の輪が広がっている。
㈱ハッピーカンパニーによる義援金贈呈 (4月19日)
あんずの里物産館での特産品コーナー(3月23日)