市政インタビュー 新部長に訊く③ 荒井茂夫次世代支援部部長
荒井部長は内川の出身。昭和57年(1982)に旧戸倉町役場に入庁した。これまで農政課をはじめ農業振興に尽力し、建設や防災にも関わっている。
今年度は「千曲市子ども・子育て支援事業計画」が中間見直しの年度に当たる。また、稲荷山保育園と桑原保育園の耐震化改修工事に向けた設計業務にも着手する計画だ。千曲市の出生数は年間350~360人。転入人口は増加しているものの、子どもの数はあまり増えていないという。一方で第3希望までの施設には入ることが出来ており、市内の待機児童は現時点ではゼロとのこと。
物価高騰を受け、低所得の子育て世帯向けの給付が6月から始まっているが「支援は昔に比べ非常にたくさんある。そこまでたどりつけるようサポートしていきたい」と話す。
さらに子育て支援全般について「これは社会全体で支えていく問題。国も行政も民間企業も一緒になり、生活の安定を図れるように支援したい」と意欲を示している。