市長と語ろう「お出かけシェアトーク」 市内在住の外国人との意見交換

市長と語ろう「お出かけシェアトーク」

市内在住の外国人との意見交換

 小川市長が千曲市内の団体や居住者との意見交換を行う取り組み、市長と語ろう「お出かけシェアトーク」。第3回は地域住民と外国人の国際交流というテーマで10月10日に開催された。

 この日はNPO法人・千曲国際交流協会の協力で、市内に在住している7名の外国籍の方々が出席した(ベトナム出身3名、ブラジル出身2名、アメリカ・カナダ出身各1名)。

 出席者は一部通訳も交えながら日本語で自己紹介し、現在の仕事などを説明した。その後、交流協会が用意したシートに基づいて各国の物価や家賃、交通費についてクイズ形式で比較し合った。

 その後、各自日常生活で困ったことについて紹介。ベトナム出身の女性からは妊娠中、当時まだ日本語がしゃべれなかったために、行政情報を入手するのに苦労した経験が語られた。他の出席者からも多言語に対応したチラシが少なく、なかなか必要な情報が入ってこないという苦労などが紹介された。

 フリートークでもそれぞれの出席者から市への要望や意見が出されるなど活発な話し合いが行われた。

 小川市長は「外国出身の皆さんが住みやすいということは、ほかの人も住やすい街だということ。誰もが暮らしやすい千曲市にしていきたい」とし、多文化共生社会実現への思いを伝えた。

お出かけシェアトーク の様子

(会場:市役所301会議室)