戸倉小学校 『戸倉学』の取り組み
今年度戸倉小学校では先生たちが戸倉の町の歴史や文化への理解を深める「戸倉学」の取り組みを進めている。6名の先生たちからなる「ふるさと学習研究会」では年間計画を作成し、定期的に戸倉の町に出かけてフィールドワークを行う。
4月26日は御柱祭が終わったばかりの水上布奈山神社を訪問。学習研究会のメンバーに髙栁校長も加わって、氏子の皆さんから国指定重要文化財となっている神社本殿の説明を受けた。本殿の彫刻は名宮大工棟梁の芝宮長左エ門の手によるもので、「上り竜」「下り竜」のほか、「竹林の七賢人」や、神社建築では珍しい「蘇鉄に兎」といった題材も布奈山神社ならではの特色となっている。
本殿のほか、御柱祭についても氏子の方から木遣りや花笠踊りなどの逸話を伺った。「ふるさと学習研究会」では今後も白鳥園などの温泉施設や坂井銘醸などを見学の予定。来年2月にまとめの発表を行う予定だ。
水上布奈山神社本殿