カルチャー・歴史 文化財探訪シリーズ 無住による荒廃が進む観龍寺 2021年6月10日2021年6月29日 文化財探訪シリーズ 無住による荒廃が進む観龍寺 千曲市内には信濃三十二観音霊場が4ヵ所ある。川東には倉科の妙音寺(第五番)、森の観龍寺(第六番)の二寺があり、いずれも無住である。このうち観龍寺は平安時代の創建と伝わる古刹で、茅葺きの風雅なお堂と、桜の美しい人気スポッ卜である。 本尊の千手観音は十年ほど前に盗難に遭っている。最近では茅葺き屋根の傷みが激しく、今にも崩れ落ちそうに見える。日本各地で寺社の無住化による荒廃が進んでいるが、郷土の貴重な文化財を何とか守る手立てはないものだろうか。 共有:FacebookXいいね:いいね 読み込み中… 関連記事 Share Facebook Twitter Pinterest Linkedin