更埴西中学校 実質統合60周年記念コンサート ソプラノとピアノの調べ
稲荷山中学校と八幡中学校の統合によって誕生した市立更埴西中学校は今年で実質統合60周年を迎えた。9月30日、文化祭の第53回「田毎祭」2日目に体育館で「実質統合60周年記念式典」が執り行われた。60周年にあたり稲荷山出身の画家・待井亮造さんから西中学校の校舎を描いた水彩画の大作(60号)が贈られ、待井さんに感謝状が手渡された。
式典に続いて記念コンサートが開催され、卒業生のピアニスト・飯田佳代子さんが友人のソプラノ歌手・斉藤真歩さんとともにオペラの名曲や四季の歌のメドレーなどを披露した。途中、同中学校の音楽教師・栁澤大希さんがサックスの演奏で飯田さんたちとのセッションを行うと、生徒から大きな歓声を受けていた。そのほか、斉藤さんが同中学校の校歌を生徒たちと合唱した。飯田さんは「人と人との出会いを大切にこれからも色々なことを経験していってほしい」と語りかけ、最後の曲で昨年同中の全校合唱でも歌われたという合唱曲「いのちの歌」を演奏し、後輩たちに送った。
卒業生のピアニスト・飯田佳代子さん 友人のソプラノ歌手・斉藤真歩さん