水辺の自然体験学習会 萬葉の里スポーツエリア

水辺の自然体験学習会

・地域の自然環境の中で水辺ならではの自然体験をする「自然体験学習会」が6月22日、開催された(主催・千曲市、協力・千曲川河川事務所)。自然体験学習会は以前は八幡の水辺の楽校親水公園で行われていたが昨年の大雨の影響で生態系が回復していないため、萬葉の里スポーツエリア周辺に会場が変更となった。今年は事前申し込みがあったうち抽選で20組の親子が参加した。

 はじめに千曲川河川事務所の石﨑係長が千曲川河岸の自然再生事業について講義し、外来種の樹木伐採など千曲川を昔ながらの形に戻す取り組みについて説明した。砂れき河原に移動しての生き物探しでは、スマホのアプリを使って河川敷に生息する生き物を探して撮影した。子どもたちは昆虫や植物を写真に収めながら、熱心に水辺の生き物を観察していた。その後、公園内に戻って用意されたプールでアユのつかみ取りを実施。およそ40キロのアユが放流され、子どもたちはずぶぬれになりながら大喜びで捕まえていった。

スマートフォンアプリ「バイオーム」を使った

生き物観察(上)・アユのつかみ取り(下)