清泉女学院大学 千曲市と共同記者発表 2027年度に農学部キャンパスを千曲市に開設
7月11日、清泉女学院大学と千曲市は「2027年度の農学部開設構想」について共同記者会見を行った。同大学では農学部開設の構想を特定成長分野への転換の支援事業として文部科学省に申請し、その対象として採択された。同大学内で行われた共同会見の席で「農学部アグリデザイン学科(仮称)」のコンセプトが説明され、千曲市の旧更埴庁舎跡地を新キャンパスの建設候補地とすることが正式に発表された。新キャンパス候補地選定のポイントとしては「アクセスが良い」「立地、自然環境が良い」「地元自治体、地域からの理解が得られやすい」ことなどが挙げられた。田村俊輔学長は万葉集の一句を引用し「千曲川のほとりで育まれる若者たちが“小石を玉と変える”未来を夢見たい」と述べた。小川市長は「高等教育機関が無い千曲市にとって長年の悲願だった」と歓迎した。【関連記事第4面】
清泉女学院大学
田村俊輔学長(上)
千曲市小川修一市長(下)