災害時における緊急支援業務等に関する協定を調印
千曲市と㈱ブリヂストンタイヤサービス信州は災害時における緊急支援業務等に関する協定を締結した。市内内川にオープンするタイヤ館千曲で5月20日、協定締結調印式を執り行った。
協定は地震や風水害などの発生時にブリヂストンタイヤサービス信州が千曲トラックセンター(雨宮)を避難場所として提供するもの。倉庫棟に60人、駐車場に車20台を受け入れる。さらに千曲市が所有する緊急車両や災害時に使用する車両のタイヤの交換、修理及び点検等を行う。ブリヂストンタイヤサービス信州は自治体との緊急支援業務の提携協定は初めて。大野敦司社長は「ブリヂストンの社是の『最高の品質で社会に貢献』同様、地域社会に貢献していきたい」と述べた。避難所となる千曲トラックセンターは、2019年の台風19号災害も経験。市内在住の社員が半数を占めており、災害時には避難所運営に当たることとなっている。小川市長も「今回は車両のサービスもしていただけるので非常に心強い。市民の皆さんに安心感を与えてもらえる」と話した。
この日は会場となったタイヤ館千曲のプレオープンセレモニーも行われ、地権者らに感謝状が贈られた。タイヤ館千曲は6月6日正午にグランドオープン。当日はキッチンカー等も出店するという。
協定締結調印式 ブリヂストン

タイヤサービス信州 出張サービスカーでのタイヤ交換実演
