特集② ㈱アクティオ 5月の本格的稼働に向けて着々準備

特集② ㈱アクティオ 5月の本格的稼働に向けて着々準備

 昨年10月29日に竣工式が行われた重機・建機レンタル大手アクティオ(東京)の「長野ちくまテクノパーク統括工場」。千曲市八幡中川原の平和橋を西に渡った先に位置する。すでにクレーンが何台も並び、数々の重機が運ばれている。ここは重機の整備や操縦訓練センターの機能と併せて防災派遣拠点としての役割も担うという。

 国内で同社としては最大規模の広さを誇る。敷地面積は2万7559坪、建物は2613坪(東京ドーム約2個分)という。

 敷地内に大型クレーンを5機設置し、5月の本格的な稼働に向けて準備が着々と進められている。アクティオは立地の利点を最大限に活用して、災害時において重機の派遣が迅速となるように防災拠点としての役割も備えていく。

 これとは別に、千曲市への大型投資のニュースが昨年12月半ばに入ってきた。

◆タダノ子会社が千曲市に新工場 高所作業車を強化 投資額35億円

 日本経済新聞によると、建設用クレーン大手タダノの子会社・タダノユーティリティ(千曲市)は昨年12月18日、同市に工場を新設すると発表した。投資額は約35億円。2026年夏の業務開始を予定する。高所作業車の生産量を増強して、海外を中心に展開するという。新工場は鉄骨2階建てで延べ床面積は5962平方メートル。他社の工場を取得し、生産設備を入れ替えてタダノの新工場とする。工場新設により、同社の自走式高所作業車の生産量は現状から1・5倍となる年間1500台となる予定だ。

 タダノは高所作業車の世界展開を進める。24年2月に自走式で国内トップシェアを誇る長野工業(千曲市)を買収して「タダノユーティリティ」とした。自走式は海外での需要が高いとされる。

 千曲市はこうした重機の生産拠点にもなっている。

(本紙特任記者・中澤幸彦)

アクティオの現状(上下とも)