生活支援体制整備セミナー 新時代の生き方・死に方講座 坂城流『オレたちはどう生きるか！』
２月23日、坂城町社会福祉協議会は生活支援体制整備セミナーとして、新時代の生き方・死に方をテーマにした講座を坂城町中心市街地コミュニティセンターで開催した（共催／坂城町･長野県長寿社会開発センター長野支部）。講師を務めた専門医の奥知久さんはコロナ禍等で外出や交流が減ったことで起こる身体的な衰え＝フレイルについて解説。社会環境が寿命に大きな影響を及ぼすとして「どんなコミュニティにいるか。良い人が周りにいるから健康で暮らせる」と話した。
さらに人生の最期は「ピンピンコロリ」型や「山あり谷あり」型などのパターンがあるが、延命治療などについて残された家族に事前に相談しておくことが重要と説明。「死に方のような辛い話でも皆さんで集まって楽しく話し合ってもらえれば」と提案した。
講師の奥 知久さん
【プロフィール】家庭医療専門医・在宅専門医。2018年まで９年間、諏訪中央病院にて鎌田實名誉院長に師事。大阪でコロナ禍の最前線で訪問診療を行い、TV番組「情熱大陸」で取り上げられた。
