生蓮寺・春季大法要 今月のちくま百景 (屋代) 関谷山九品院生蓮寺
生蓮寺の稚児の舞いは善光寺流の流れを汲むもので、戦後間もない殺伐とした世の中の安寧を願って、先代の住職が始めたもの。小1~小6まで12人の女児たちが春休み期間中は毎朝1時間、新学期からは毎週土日に練習を積み、4月29日の花祭りの日に先祖供養の法要の後でその成果を披露した。
一般に稚児行列は、お寺の落慶法要や晋山式のような慶事に行われるものだが、稚児の舞いが毎年恒例の行事で行われるのは大変珍しい(善光寺でも御開帳の時だけ奉納)。
写真は散華礼讃の様子(蓮弁をかたどった紙を蒔いている)。
関谷山九品院生蓮寺 寛弘2年(1005)開山