稲荷山神輿会が表彰

稲荷山神輿会が表彰

 稲荷山祇園祭の神輿の担ぎ手による有志の会「稲荷山神輿会」が長年の功労に対して表彰を受けた。表彰したのは長野県神社庁更級支部と長野県神社総代会更級支会。両団体はコロナ禍以降大会を開けなかったが、7月29日に長野市の篠ノ井農協会館で7年ぶりに大会を開催。神輿会会長の轟浩一郎会長が出席し、支部長から表彰状が手渡された。

 稲荷山神輿会は平成16年(2004)に祭事の継承のため稲荷山の各地区の神輿の担ぎ手によって結成され、今年で22年目となる。現在の会員は82人。

 轟会長は受賞者の謝辞で「地域の発展にも寄与していきたい」と述べた。今回の表彰を「素晴らしい文化・伝統の次世代への引き継ぎの機会にしていけたら」と話している。

稲荷山神輿会・轟会長(右端)