第七代 宇和島藩主 伊達宗紀筆 扁額が千曲市に寄贈
千曲市と愛媛県宇和島市の姉妹都市50周年を記念し、千曲市に橋詰薫さん(㈱サン・パワー社代表取締役)より、第七代宇和島藩主・伊達宗紀筆の扁額が寄贈された。2月19日に市役所で贈呈式が執り行われた。橋詰さんの御先祖は松代藩の藩士で、書は祖父が収集したもの。書かれた文字は『磊々軒(らいらいのき)』と読み、宇和島藩から豊姫が輿入れした際に目にした城下が、石垣が並び建物が軒を連ねていてとてもにぎやかだったという逸話にちなんだものと伝わっている。
十数年前に橋詰さんが宇和島市の祭りに赴いた際にこの書を持参したところ、博物館の学芸員により7代藩主・宗紀が六十代の頃の作で大変貴重な書と判明した。橋詰さんは千曲市と宇和島市が姉妹都市となって50年であることを知り、「宇和島市との絆がもっと深まれば」と寄贈を決めたという。扁額は4階エレベーターホールに掲示される。
扁額贈呈式の様子 ㈱サン・パワー代表取締役 橋詰薫さん(左)
第七代宇和島藩主 伊達宗紀筆「磊々軒」(らいらいのき)
射水市災害復興支援 「いみずサクラマス」を販売
千曲市では能登半島地震で被害を受けた姉妹都市の富山県射水市を応援するため、特産品の「いみずサクラマス」商品を市内で販売する。日程は以下の通り。
■あんずの里物産館・3月9日12時~18時・23~24日10時~18時
■屋代駅ウェルカムステーション・3月9日12時~19時