第2回千曲市山城狼煙リレー 10月20日 市内4山城で実施

第2回千曲市山城狼煙リレー 10月20日 市内4山城で実施

 戦国時代に使われていた通信手段の狼煙(のろし)で山城を結ぶ「第2回千曲市山城狼煙リレー」が今月20日に開催される。主催の3団体(一重山みらい会議、千曲市川西地区振興連絡協議会、新山の歴史と自然に学ぶ会)では各団体が里山の保全・整備で活動しているそれぞれの山城から狼煙を上げる。今年も南の入山城からスタートし、荒砥城~屋代城~小坂城の順でリレー。最後は4城一斉に点火を行う計画となっている(荒砥城は市歴史文化財センターが担当)。

 現在各団体では初めての実施となった前回の経験を活かし、使用する杉の葉の状態や点火するタイミングなどを改善して準備を進めている。なお、見学路が土砂崩れで休園中の荒砥城以外は現地での見学も可能(開始時刻午前9時~ ※荒天の場合は中止)。

狼煙リレー準備 一重山みらい会議

 9月の定例作業では先月に引き続き山頂眺望の伐採のほか、先月設置した記帳台を塗装し束石で固定。台風などで台が倒れないようしっかりと脚部を安定させた。また、狼煙リレーに備えてドラム缶を運び込んで設置(写真)したほかに、主郭周辺の草刈り作業も行った。