第3回山城狼煙リレー 坂城町からも参加へ 一重山みらい会議

第3回山城狼煙リレー 坂城町からも参加へ 一重山みらい会議

 千曲市内の山城関係3団体(一重山みらい会議、川西地区振興連絡協議会、新山の歴史と自然に学ぶ会)は第3回の山城狼煙リレーの開催に向け8月18日、市歴史文化財センターで打ち合わせを行った。今回初めて坂城町から坂城町葛尾城跡保存会顧問の田原茂樹さん、町内の山城保存活動に携わる長谷川修さんが参加。また、市歴史文化財センターから平林主任も話し合いに加わった。

 田原さんによると葛尾城は火気使用や設営の条件が厳しいとのことで、南条にある和合城から狼煙を上げることが提案されて決定した。和合城は虚空蔵山から西へ伸びた尾根上にある山城で上田市との境にあたるが、荒砥城から直線上に視認することが可能なため、和合城を出発地点に荒砥城~入山城~屋代城~小坂城の順で南から北に向かって狼煙をリレーする方向で計画を練った。期日は10月12日(日)と決まった。千曲市の3団体からは昨年までの実施方法を説明し、周知用のパンフレットの作成や配布方法を協議した。また、製作費の分担についても話し合った。

 その後、各自がそれぞれの山城での活動状況などを紹介。坂木宿ふるさと歴史館と上山田の見性寺で開催される県立歴史館・村石課長による歴史講演会や、森将軍塚古墳館で開催中の山城の企画展などについても情報共有した。また、田原さんが坂城町で作成している「さかき里山トレッキングマップ」を配布して意見交換を行った。 

打ち合わせの様子(8月18日)