自転車のある風景 最上級の自転車ホビー

自転車のある風景 最上級の自転車ホビー

 日常で普通に利用する自転車。一方で趣味のアイテムとして楽しんでいる人も多い。

 乗って走るだけではなく、パーツを交換することで自分だけのマシンに仕上げて行く楽しさも自転車の魅力の一つだろう。しかし決して交換することの出来ない部品、それが自転車の本体であるフレームだ。さまざまなパーツの中心にあるフレームは、その自転車の性格を決定付けるまさに自転車そのものと言えるだろう。そんなフレームをいちから製作する人々をフレームビルダーと言う。

彼等が製作したそれぞれのアイデアの詰まった自慢の自転車が一同に集まるイベント“Japan Bike Technique”が今年の6月に上山田温泉で開催される。テーマは“旅自転車〟。有識者による審査、市内のコースの実走に加え、分解して梱包する輪行も審査内容に含まれているのがいかにも旅自転車らしい。ユニークなのは、渡された温泉饅頭をいかに崩さずに戻ってくるかも評価の対象なので、各自荷物の積載方法にも工夫を凝らさなければならない。

今回の大会では新たに観客賞が設けられた。温泉の宿泊客や訪れた市民が気に入った自転車に投票する賞で、有識者と一般人の視点の違いがどうなるかも興味深い。ホビーとは時間やお金をかけた専門的で本気な大人の遊びである。

そんな最上級の自転車ホビーのイベントにあなたもぜひ足を運んで、フレームビルダー達の本気の遊びを審査員として一緒に盛り上げて欲しい。