葛尾組合リサイクルセンター起工式 建設工事の安全祈願祭も挙行 建設工事が5月からスタート
千曲市と坂城町の不燃ごみを処理する「葛尾組合リサイクルセンター」の建設工事が始まるのを前に4月21日、安全祈願祭と起工式が執り行われた。武水別神社の神職により工事の安全が祈られた後、起工式で葛尾組合組合長の坂城町・山村町長が式辞を行った。山村組合長は分別処理の重要性を発信する等「ウェルビーイングを具現化する施設づくりに取り組んでいく」と抱負を述べた。
葛尾組合では令和3年度に可燃ごみの焼却事業を終了。焼却施設の解体作業を進めてきたが、その跡地に新たに最先端のリサイクルセンターを建設する。新センターの処理能力は1日当たり全体で10.6㌧(うち不燃物2.9㌧、製品プラスチック2.4㌧など)。令和4年に制定されたプラスチック新法に対応しており、製品プラスチックを再資源化するマテリアルリサイクル推進施設となっている。建設工事は令和9年2月まで行われ、施設の本格稼働は同年4月予定。
安全祈願祭起工式での山村組合長の式辞

