豊臣秀吉ゆかりの貴重な連歌 『羽柴千句』神官松田邸特別公開

豊臣秀吉ゆかりの貴重な連歌 『羽柴千句』神官松田邸特別公開

 現在、武水別神社神官松田邸で速報展「特別公開 羽柴千句」が開催中。この「羽柴千句」は安土桃山期、豊臣秀吉がまだ羽柴秀吉と名乗っていた時代に作られた連歌。織田信長の家臣として中国地方攻略に向かう秀吉の戦勝を祈願した1000首の連歌をまとめたもの。全10巻あるうちの第9巻の原本となる【写真】。「羽柴千句」は江戸時代の写本は知られていたが「原本と確認されたものは国内で初めて(神官松田邸学芸員・中島丈晴さん)」だという。

 松田家が所蔵する文書は約1万3000点を数え、特に和歌史料が豊富とされる。今回の発見は中世から近世期において松田家が京都などとの交流も盛んで、文化的サロンの場としての重要な役割を果たしていたことの証しであるといえる。

公開は3月1日まで

(展示解説会を2月7日、21日、28日に開催)