路地裏ファンタスティック!! 11月8日・上山田で開催
高校生が企画に参加
上山田温泉の商店街と地元の高校生らが共同で企画したイベント「路地裏ファンタスティック!!」が11月8日(日)に行われた。会場は銀座通り商店街周辺で、2年ぶり2回目の開催となった。
昨年は台風19号の影響で中止。企画に参加した屋代高校の生徒らは、先輩らの意思を継いで今年のパンフレット作りから、当日の案内所の運営などを担当した。
露店のほか、様々な体験コーナーも設けられ、秋晴れの好天のなか、大勢の老若男女が散策を楽しんだ。
EV車試乗会
この日のイベントには前号で紹介した「NAGANOものづくりエクセレンス2020」特別賞を受賞し戸倉上山田商工会工業部会のEV車が登場。会場周辺を回る試乗会を行った。
タイの三輪タクシーを元に地元企業20社が共同で製作したこのEV車(電気自動車)。電動モーターは車輪の内部に収められている。車検も通っており、扱いは「側車付自動二輪車」で、公道の走行も可能だ。
最高速度は1号車が時速26・、2号車は30・程度だという。(ヘルメットの着用は不要)
道幅の狭い温泉街の路地をゆっくり走行することを想定しており、改良された2号車は車幅がだいぶスリム化されている。小回りも効き安全に走行できるこのEV車が観光客を案内する日も近いかもしれない。
中澤洋一プロジェクトリーダー(有限会社中澤製作所)は2030年を目標に 「次は水素燃料自動車の開発を目指したい」と意欲を見せている。