長野セラミックス 3年連続ベースアップを実現
セラミック製品の製造・販売で高業績をあげている長野セラミックス(内川)が3年連続7%のベースアップを決定した。令和5年度から実施しているベースアップを今年の4月も継続する。2月11日、同社ショールームでの会見で佐藤義雄社長は「物価上昇が話題にならない日が無い」として、ベアに加え令和4年度7月から支給している月3万円の物価上昇手当を1万円増額して4万円にすることも併せて発表した。
会見では同席した社員から「大変ありがたく思っている。まだ物価上昇は続くと思うので、さらに来年再来年も上げてもらえるよう社員一丸となって取り組んで頑張っていきたい」といった声が聞かれた。
「全員野球」を提唱している同社では家庭で簡単に水素水が作れる水素還元スティックや機能性ネックレスの販売などが好調。世界的に安全な飲み水の需要が高まる中、ドイツや台湾でも売り上げを伸ばしているという。現在はAIを活用して、新規事業の選定や新商品開発に乗り出しているとのことだ。
長野セラミックス
佐藤義雄社長
