長野県高等学校再編問題  どうなる?屋代南高校 千曲市議会が屋代南高存続に向けた要請書を提出

長野県高等学校再編問題  どうなる?屋代南高校 千曲市議会が屋代南高存続に向けた要請書を提出

現在長野県教育委員会で進めている県立高校の第2期再編において今年1月に3次案が決定。そのなかで屋代南高校の存続が危ぶまれている状況を受け、千曲市議会が小川市長に要請書を提出した。

 4月11日、市議会の小玉議長と金井副議長は市長に「今後設置される新校再編実施計画懇話会等において、市内への県立2校確保に向け市長を先頭に市議会とともに粘り強く進めていただくよう要請する」と要請書を手渡した。

 小川市長は「議会の皆さんと思いは一緒」だと応じ「懇話会のなかでの議論はオープンにできるところはしっかりと皆さんと情報共有して進めていきたい」と述べた。面会後、小玉議長と金井副議長は「人口6万弱の都市で県立高校が1校しかないという事態はどうしても避けなければいけない」と改めて意を強めた。