震度6強の地震を想定 令和6年度 千曲市総合防災訓練 (会場:八幡小学校)
9月8日、八幡地区を重点ブロックに指定した令和6年度の千曲市総合防災訓練が実施された。今年度の訓練はマグニチュード7.7の地震が発生し、千曲市で震度6強が観測されたという想定。市内全域で家屋の倒壊や道路・橋梁の損壊が発生し、ライフラインに大きな被害が生じているという想定のもと実施された。
会場の八幡小学校には地震体験車も登場し、住民は震度5以上の揺れがどれほどのものかを体験した。倒壊家屋救出訓練では崩れた建築物をバールやジャッキ等を用い、てこの原理で持ち上げて下敷きになった人を救出する手順を実体験した。訓練は消防本部、県警機動隊、陸上自衛隊も参加。炊き出し訓練では非常食が配布されたほか、社会福祉協議会のブースはお菓子などで簡単に作れる非常食のレシピなども配布した。
体育館内では避難所設営や医療・救護訓練が実施され、最後は屋外ではしご車による 高所救出訓練や、車両からの救出訓練が公開された。
倒壊家屋からの救出訓練