飯ごうの寄贈(治田小学校)(全小学校&児童館)を贈呈 ちくま未来フェスタ実行委員会

飯ごうの寄贈(治田小学校)(全小学校&児童館)を贈呈 ちくま未来フェスタ実行委員会

 今年で5回目となった「ちくま未来フェスタ」(5月18日開催)の実行委員会は、このたび余剰金のなかから治田小学校へ飯ごうの贈呈を行った。昨年の埴生小学校へのカレー鍋の贈呈に続くもので、6月27日に治田小学校を訪問して、林間学校で使われる飯ごう(「林間兵式ハンゴー」)15個を寄贈した。同小では例年5年生が大池自然の家でキャンプを行うが、これまでは12個足りず、他の小学校などから借りていた。今年は7月11日から12日にかけてキャンプを予定していて、今回寄贈された飯ごうで事前に練習を行うという。寄贈式では5年生の食事整美係の茂木大樹君と横山糸さんが代表して「大切に使わせていただきます」「飯ごうを使うのは初めてなので緊張しているが楽しみです」などと感謝の意を伝えた。

 さらにちくま未来フェスタでは市内全ての小学校と児童館に「千曲かるた」の贈呈も実施(小学校各2セット×9・児童館各1セット×9の合計27セット)。これまでも収益金の中から市内保育園へ絵本の贈呈を行ってきたが、昨年全保育園への贈呈が完了。今年は千曲市20周年記念で絵札が5枚増えた千曲かるたの改訂版が完成したことから、かるたの贈呈を決めた。

 7月8日に千曲市役所で贈呈式が行われ、小川市長は感謝を述べ「有効活用して次世代にバトンタッチしていきたい」と述べた。実行委員長の伊藤尚子さんは「小学生にこの千曲かるたを使ってかるた大会をやってほしい」と希望。子どもたちが千曲かるたを通じて「地域を好きになって誇りに思う子どもたちになると思う」と期待を寄せている。

飯ごう(治田小学校)と千曲かるた

千曲かるたの贈呈(千曲市役所)