高校再編問題 屋代南・松代・更農 第8回懇話会 校地検討部会の委員が決定

高校再編問題 屋代南・松代・更農 第8回懇話会 校地検討部会の委員が決定

3カ月ぶりの懇話会開催(篠ノ井会場)

 旧第4通学区3校(屋代南高校、松代高校、更級農業高校)の第8回千曲総合技術新校再編実施計画懇話会が8月25日、篠ノ井交流センターで開催された。初めに事務局から新しい学びのイメージの策定スケジュールが提示され、前回5月の懇話会の後、7月24日に信州大学の森下孟准教授が3校の生徒と意見交換したことなどが説明された。その後、DXに関する学びについての意見交換に移り、茨城県笠間市の県立IT未来高等学校(令和5年開校)への視察内容を報告。これらを受けて新校の「学びのイメージ・育てたい生徒像・目指す学校像」の事務局原案が提示され「農業×商業×家庭科」という基本コンセプトを懇話会の構成員に説明した(写真)。3校の生徒代表も意見発表を行った。

総合技術新校の校地検討の進め方は?

 懸案の新校の校地については検討部会の構成員が初めて発表された。3校の校長と長野市、千曲市、坂城町の教育長のほか、地域代表として長野市篠ノ井地区、松代地区、千曲市から1人ずつと県長野地域振興局長が選ばれた(懇話会の藤本座長も学識経験者として加わる)。第1回の検討部会は次回懇話会の前に行うが日程はともに現時点で未定。懇話会とは別の日時になる可能性もあるとのことだ。【第5面・特別紙面に関連記事】