高校再編問題 屋代南・松代・更農 第9回懇話会&第1回・2回校地検討会議
長野千曲総合技術新校の所在地はどこになるのか。校地検討会議での協議がいよいよスタートした。
12月16日に長野市の篠ノ井交流センターで第9回懇話会が開催された。前回の懇話会で設置が承認された校地検討会議は先行して10月21日に第1回が開催されており、部会長を務める坂城町の塚田教育長から会議の報告が行われた。校地検討会議は「校地に特化した部会」だが原則非公開となっている。第1回会議では県教育委員会から校地検討のスケジュール例が示され、基本方針、校地検討項目について意見交換が行われたことが説明された。校地検討項目には校地決定の観点となる「校舎」「通学環境」「教育環境」などが挙げられている。更にこの日の懇話会の前に同会場で行われた第2回校地検討会議についても報告があり、引き続き基本方針の意見交換が行われたことが報告された。塚田教育長は「新校の学びのイメージを元にその実現が可能な校地を選定したいと考えている」として、学びのイメージの早期確定を要望した。校地検討会議について構成員からは質問や意見は出なかった。
第9回懇話会のメイン議題は設置学科についての協議。新校では商業科、農業科、家庭科(ライフデザイン)の設置が決まっているが、これまでの会議で「工業科」の追加を求める意見が出されている。これに対し県教委事務局からは須坂市や長野市、上田市など近隣に工業科の学習内容が充実しているとし「他通学区への流出は課題だが工業科を学べる学校は通学可能範囲に十分存在する」として、工業科の設置は不要との見解を示した。これに対し構成員から異論が出て、小川市長は自治体に技術系、土木系の専門職が不足している現状を指摘。また、他の構成員からも他の総合技術新校との違いを出すためにも工業科は必要ではないかという意見や、農業工学の追加を求める提案も出された。最終的に3学科で設置する方向に決定したが県教委側は「農業機械などの学びをそれぞれの科に取り入れていけるかは今後も検討する」と応じた。次回の開催日は未定。
発言する3校の代表の生徒

