龍洞院(桑原)松林天上さんの漢詩碑を建立

龍洞院(桑原)松林天上さんの漢詩碑を建立

 桑原出身の書家、故・松林天上さんの漢詩を刻した石碑が曹洞宗の寺院・龍洞院に建立され、5月11日に除幕式が執り行われた。

 松林天上さんは八幡・長楽寺に建立された仲秋観月の碑などで知られ、市内には多くの書が残されている。今回、龍洞院の前住職で大本山永平寺・南澤道人貫首の発案により碑の建立が実現した。漢詩は「掃墓」という題で、墓参りをした際の、父母からの愛情に報い難い想いを詠んだ内容となっている。本堂で行われた式典では碑の建立を実現した次女の西澤俶子さんと三女の松林女(かんな)さんが関係者に感謝を述べた。

碑は黒御影造り(高さ129cm)