1日限定のカフェ運営を実践 NPO法人 こまちぷらす こまちカフェ
横浜市で活動する認定NPO法人こまちぷらすが、豊かな関わりが生まれるカフェ型居場所づくりの講座を千曲市で開催した。この講座はこまちぷらすが「ちくままちづくり文化祭実行委員会」と共に主催。昨年9月に「ちくまバチバチ実践会議」で子育て中の親世代のためのカフェ作りについて話し合ったメンバーらが参加している。
4月に市内内川のフリースクール・オレンジファムで第1回の講座を開き、その後はオンラインで開講。6月8日には1dayカフェ体験として、実際に喫茶店を貸し切って実践を行った。会場となった和かふぇよろづや(桜堂)では12人の受講者がスタッフとして一日カフェを運営。子ども連れなどの来店客への対応をした。店内は入れ替え制で30人ほどの来店があった。
こまちぷらすは2014年からNPO法人として活動し、横浜市内で2か所カフェを運営している。この日の1dayカフェ体験ではこまちカフェから取り寄せた米粉のクッキーや、利用者の手作り雑貨なども販売された。こまちぷらすでマネージャーを務める大塚朋子さんは「こまちぷらすで運営しているカフェは8割近くがお子様連れで交流の場となっている。街の人たちと一緒になって千曲市に多くの人たちが集える場所を作りたい」と話す。子育て世代が主体となった今回の取り組み。なかなか自分の時間を作れない人たちの居場所づくりとして注目される。
1dayカフェ体験
(会場・和かふぇよろづや)