PFI(民間資金活用)による官民連携の提案 スポーツ庁・室伏長官来庁

PFI(民間資金活用)による官民連携の提案 スポーツ庁・室伏長官来庁

3月6日、室伏広治スポーツ庁長官が千曲市役所に来庁し、スポーツ施設における整備・運営に向けた官民連携の取り組みや支援に対して小川修一市長と意見交換をした(詳細は非公開)。室伏長官は冒頭の挨拶で国が進める地域活性化の核となり得るスタジアム・アリーナ改革に言及。政府では“PFIコンセッション方式”による施設整備を積極的に推進していると説明し、千曲市で検討中の総合運動公園基本構想にも「是非PFI(民間資金活用)による整備を取り入れていただきたい」と述べた。

 コンセッション方式とは、官民連携事業の一方式で、アリーナなどの公共施設について、施設の所有権を自治体側が持ったまま、運営権を民間事業者に設定する手法をいう。室伏長官に対し小川市長は「何とか良い手法で活力を生み出す地域に出来るヒントを頂ければと思います」と応じた。

 意見交換終了後、室伏長官は取材に応じ「千曲市は温泉もありウェルネスとか健康増進に生かせる資源は多くあるのでは」とスポーツと健康増進の繋がりについて語った。