千曲市里山フォーラムに参加 一重山みらい会議

千曲市里山フォーラムに参加

一重山みらい会議

 5月18日、千曲市内で里山整備に取り組む3団体による初の「千曲市里山フォーラム」が開催された。里山の意義についての基調講演では、講師の上田女子短期大学の酒井真由子教授が「本来は冗長的な空間であった里山が都市化により無駄なものとして排除されてしまった」と分析、人間が健全に育っていくためには、植林化された環境よりも「里山のような雑木林的環境のなかで環境を学び合っていくことがずっと意味のあることだと思う」と語った。

 後半は3団体(堂の山復活プロジェクト2021、温泉西公園を守る会、一重山みらい会議)によるそれぞれの里山での活動状況が報告され、意見交換を行った。

千曲市里山フォーラム 酒井真由子教授(写真右)

(5月18日 千曲市市民交流センターてとて)