更級小学校の児童に贈呈された28枚の雑巾

デイサービスから手縫い雑巾の寄贈 更級小学校の児童に贈呈された28枚の雑巾

戸上デイサービスセンターに通う高齢者の皆さんが完成させた雑巾が更級小学校に寄贈された。同センターでは毎年一回地域の小学校に手縫いの雑巾を贈っており、昨年は戸倉小学校に贈呈しているが、更級小学校へは今回が初めてとのこと。

 この日職員とともに学校を訪れたのは力石の中曽根芳子さん(99)。昔から縫物が好きで、以前は近所の子どもたちにお手玉を作ってあげていたという。いまもその腕は衰えず、センターで多い時は一日に4枚ほど雑巾を完成させるそうだ。代表で訪問するのは恥ずかしかったと照れながら、「若い人は夢を見ることが大事」と励ましの言葉とともに完成した28枚の手縫い雑巾を手渡した。

 6年生の整美委員会の児童は「いただいた雑巾で校舎をきれいにしたい」と感謝を述べた。

力石の中曽根芳子さん(99)と児童たち