善光寺大本願別院 城泉山観音寺 回向柱建立式

善光寺大本願別院 城泉山観音寺 回向柱建立式

七年に一度の善光寺御開帳。上山田の善光寺大本願別院・城泉山観音寺でも回向柱が建立され、3月20日に建立式が執り行われた。

 回向柱には吉野杉を使用し、浄土宗の経文「廣済衆厄難」(こうさいしゅやくなん=広く民衆の厄難を救済する)が記されている。寺を管理する西澤正雄さんは「コロナ禍でくたびれ果てた心を少しでも癒せれば」と願いを込める。

 今回の御開帳に合わせ、旅館組合の支援で本堂の塗装のほか階段も修繕。善光寺前立本尊御開帳と同じ6月29日までの期間、本堂ではお朝事が毎朝6時半より行われ、総合観光会館などからシャトルバスを運行する予定だ。7月3日には結願法要が営まれる。

回向柱建立式の様子(3月20日)

 御開帳記念の御朱印帳(三ヶ寺) と ミニ回向柱は宿泊施設のほか 観音寺でも申し込みが可能