屋代南高校存続問題 緊急学習会を開催

屋代南高校存続問題 緊急学習会を開催

ちくま未来戦略研究機構では10月16日、県教委の高校再編案発表に伴い、その存続が危惧される屋代南高校についての「緊急学習会」を千曲商工会議所大会議室で開催した。

 勉強会には20名ほどが参加。ちくま未来戦略研究機構では過去にちくま未来新聞で取り上げた高校再編に関する記事の写しや、「屋代南高校を発展させる会」や、先日発足した「未来に輝く屋代南高校をめざす市民の会」からの資料などを配布した。「―市民の会」の児島保彦さんは大正15年に発生した屋代警察署の廃止計画に端を発した警廃事件での抗議活動を例に「このままでは屋代南高校が無くなってしまう」として、市民の結束を強く訴えかけた。子育て中の参加者からは「知らないことが多かった。もっと多くの人に関心を持ってほしい」などの感想が聞かれた。