坂城町議会 坂城中生徒の模擬議会

坂城町議会 坂城中生徒の模擬議会

 1月19日、坂城中学校の生徒が行政について議場で質問を行う模擬議会が坂城町議会で行なわれた。これは坂城中の総合的な学習での取り組みで昨年に続く開催。「坂城町に貢献する」というテーマで学習してきた3年生22人の生徒が参加した。

 質問に立ったのは6人の生徒で「坂城インター先線の延伸」「高齢者が安心して暮らせるまちづくり」「観光事業の活性化」「空き家対策」など坂城町第6次長期総合計画の6つの基本目標に沿ったテーマで質疑を行った。質問を受けて町長や各部局の担当課長が、実際の機会の一般質問の形式に則って回答した。「関係人口の創出」について質問した吾妻花菜さんは、坂城中が来年度から全学年4クラスから3クラスに減少してしまうことなどに触れ、町の関係人口増加への取り組みについて尋ねた。生徒らは議長に名前を呼ばれると挙手して大きな声で答え、自分たちで考えた質問内容をしっかりとした口調で発言していった。

 質問終了後に「人権啓発の取り組みについて」の質問を行った片岡隼杜君が「模擬議会に参加した経験を生かし、今後も町議会に興味を持ち一人の有権者として自立していきたいと思う」と感想を述べた。

模擬議会に参加した坂城中学校 3年生の生徒たち