千曲市議会主催 市民と語る会

千曲市議会主催 市民と語る会

 1月14日、千曲市議会は戸倉創造館で市民と対話する「市民と語る会」(千曲市議会基本条例説明会)を開催した。当日は昨年6月に市議会が議会改革アドバイザーに委嘱した茨城県取手市役所の前議会事務局次長・岩﨑弘宜さんがコーディネート役を務めた。

 参加者は議員と一緒に6つのテーブルに分散すると、最初はコミュニケーションカードによる自己紹介からスタート。ソフトなムードの中で条例の中身や普段の議員活動についても意見交換をした。基本条例の内容を確認・理解しながら、市民・議員双方が率直に思っていることを述べ合い、あっという間に2時間が経過し、盛会のうちに会を閉じた。

 最近流行りのパブリックコメント(市の条例や計画等に対する意見)の形の一つとして開催されたが、ともすれば形式的になりがちな昨今、今回の会は「市民の立場に立った対話集会」だったと多くの参加者が高く評価していた。今後、「基本条例の意義をどのように理解していくか、市民としての責務をどう果たしていくか」。まだまだ課題は大きいが、一歩一歩議会改革が進んでいくことに拍手を送りたい。

市民と語る会(戸倉創造館)