千曲市と三事業者 災害時協力協定を締結
千曲市は災害時における施設利用と、電動車両等の支援に関する協定を三つの事業者との間で締結した。
株式会社ダイナム千曲店(稲荷山)では、自家用車で避難する市民の避難場所として、店舗駐車場の一部175台分を提供する。また、長野三菱自動車販売株式会社と三菱自動車工業株式会社は、輸送と電源確保のための電動車両(電動自動車)の貸与を行う。
協定書の調印式は1月19日に千曲市庁舎で執り行われた。長野三菱自動車販売の関本一男代表取締役社長によると、同社が自治体と災害時の協力協定を締結するのは、軽井沢町や長野市に続き県内で5つ目とのこと。提供されるのはPHEVのエクリプスクロスとアウトランダーが5~6台。車内には家庭用コンセントが装備され、一台で4人家族十二日間分の電力をまかなうことが可能だという。