プロバスケットボールBリーグ  信州ブレイブウォリアーズ 前季を上回る5位

 プロバスケットボールBリーグ  信州ブレイブウォリアーズ

vs三遠戦(5月1日 ホワイトリング最終戦)

 2021/22シーズン 前季を上回る5位

B1リーグは2021/22シーズンの全日程を終了。信州ブレイブウォリアーズは54試合を戦い、28勝26敗で西地区5位という成績を収めた。2年目のB1でも着実な飛躍を遂げたBWの勇士たちは更なる高みを目指す。

 4月27日のことぶきアリーナ千曲での今季最終戦で完敗を喫し、プレーオフ進出の可能性が消滅した信州BW。内容も悪く、試合後の会見では勝久HCからは厳しい言葉も出たが、ここからチームは最後の意地を見せていく。

 続くホワイトリングでの試合は西地区最下位の三遠を迎えた二連戦。ホーム最終戦となった5月1日の試合には2924人のブースターが詰めかけて、声援を送った。試合は第2Q中盤まで三遠に大きく引き離される展開。最大17点のビハインドとなる。しかし、岡田、ホーキンソンの連続3Pシュートで反撃を開始すると、勢いに乗る信州が第3Q残り5分でついにリードを奪う。最後は三遠がファールゲームで粘りを見せ、1点差まで詰め寄られたが88‐85で信州が逃げ切った。

vs名古屋戦(4月27日 ことぶきアリーナ最終戦)

 試合後、会場ではクロージングセレモニーが開かれ、片貝社長が「上るべき山はまだまだ高い。皆さんと共に頑張っていきます」と挨拶。勝久HCはシーズンを振り返り「苦しい連敗が続いた時もあったが、皆さんの応援に支えられてきた」と感謝の言葉を述べた。チーム表彰ではジョシュ・ホーキンソンがシーズンMVPを受賞。チームトップの一試合平均16・5得点と大車輪の活躍を見せた。

 信州はアウェーの残り試合も勝利し、5連勝と最高の形でシーズンを締めくくった。

 

 

16日には片貝社長らが千曲市小川市長にシーズン終了の報告で市役所を訪問。来季に向けての決意を語った。

ジョシュ・ホーキンソン

 既にマーシャル、マクヘンリー、ホーキンソンら主力外国人選手との契約継続も決定。来季はどんな夢の続きを見させてくれるだろうか。

シーズンMVP