粟狭神社の杜 千曲市保存樹林に指定登録 保存樹林指定奉告祭

 粟狭神社の杜  保存樹林指定奉告祭

 粟佐区の粟狭神社境内全域の樹林(約1000坪)が千曲市保存樹林に指定登録されたことを受け、12月3日に保存樹林指定奉告祭が執り行われた。祭事には県神社庁更埴支部長のほか、粟佐区長、公民館長、氏子総代らが出席。その後氏子会館で行われた記念式典には小川市長も出席し、宮沢宮司が講話で粟狭神社の歴史を語ったほか、氏子から境内の樹木の特徴やその種類、生息する野鳥についても説明がされた。調査の結果、境内の樹木は合計97本で、特にヒノキは推定樹齢が500年を超える古木が4本確認されている。市内には保存樹林の指定を受けている社寺林が複数あるが、市街地における指定は初めて。

拝殿での祭式の様子

推定樹齢500年超のケヤキ