ちくま未来俳句 選者 光本苹果 (ホトトギス同人) 一年生見守り隊と初登校 英夫 群生地守りの賜節分草 弘之 永き日にもう一ふんばり芥掃く のり子 揚雲雀空に止まり木ある如く
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千曲川柳会 楽しい川柳
千曲川柳会 楽しい川柳 選者 宇沢伊十 五十年開けずに捨てた玉手箱 正文 老い防止課すことばかり増えていく 依子 あれこれで会話なりたつ父と母 重隆 九条を持たぬ悲しさウクライナ
おじょこな800字小説 作・塚田浩司 第二十四回「さよなら我が家」
おじょこな800字小説 第二十四回 「さよなら我が家」 作・塚田浩司 住み慣れた我が家を離れるのは寂しい。わたしは家の中を歩き回りながら、家の隅々まで目に焼き付けようとした。 居間の柱には無数
ウッドハウスの世界 森村たまき (22)
ウッドハウスの世界 森村たまき (22) こんにちは、イギリス生まれのユーモア作家、P・G・ウッドハウスの翻訳をしております、森村たまきです。この連載も来月が最終回となりました。終わりも近づいてきたと
フォト&エッセイ 自転車のある風景 第二十四回 オーストラリア横断自転車旅行⑫ レフロイ湖
フォト&エッセイ 自転車のある風景 第二十四回 オーストラリア横断自転車旅行⑫ レフロイ湖 テントが張れない大きな都市部以外は、旅の間はずっと野宿だった。毎日暗くなると、クルマのライトが届かない場所
さらはにズム ちくま論説 千曲市雨宮 法輪寺
さらはにズム ちくま論説 千曲市雨宮の法輪寺の晋山式が5月に執りおこなわれる。慈雲山法輪寺は、日蓮宗の寺院。450年の変遷を経て、幾多の危機を乗り越え、常に雨宮村の人々とともに歩み、人々の受難に寄り
ちくまブックレビュー 『認知症世界の歩き方』
『認知症世界の歩き方』 筧裕介著 ライツ社刊 この本の中では、認知症による心身機能障害を44のトラブルや障がいに分けて説明しています。あたかも認知症を一つの世界に見立てて旅行を
楽しい川柳 千曲川柳会
楽しい川柳 千曲川柳会 選者 宇沢伊十 もう十年若かったらと見る鏡 節子 氏名地名とっさに言えぬもどかしさ 豊和 偶然の出会いが未来切り開く すみえ満期日の利息の硬貨チャリンだけ ひろ
おじょこな800字小説 作・塚田浩司 第二十三回「ゾンビ」
おじょこな800字小説 第二十三回 「ゾンビ」 作・塚田浩司 学園はゾンビに支配された。最初は一体だったゾンビが教師や生徒に噛みつき、それが次から次へと伝染し、今は校舎の中も外もゾンビだらけだ。