選者 青木く美子(りんどう同人)
始まりはひらがなで鳴く法師蝉 みき子
子の帰る金魚掬ひの金魚おき 厚子
大きく開けて新涼の窓となる 有美子
一病と仲良く生きて胡瓜もむ 房子
すれ違う白檀の香の扇かな 直喜
流木やパンツひとつの夏河原 かほる
日焼けした孫が追い抜く背丈かな 茂子
口数のしだいに減りし初登山 美恵子
御嶽山金剛杖の初登山 みい子
登山靴白馬の土のついたまま 山恵美
赤信号メラメラゆらぐ猛暑なり 紀佐子
ビヤガーデン酔ってみたいな下戸の我 律子
赤とんぼ約束かわす帰り道 けい子
画用紙から飛び立っていく赤とんぼ 秀貴
腰団扇白足袋跳ねる石畳 久子
お知らせ
第四三回信州さらしなおばすて観月祭
全国俳句大会
雑詠三句募集 投句締切り 九月十日
俳句で人生に潤いを、お気軽にご投句下さい。


