千曲市内モニュメント巡り(第1回)

千曲市内モニュメント巡り(第1回)

 合併前の旧更埴市では東京の多摩美術大学と「モニュメント制作協定」を締結し、昭和60年(1985)から62年(1987)にかけて市内各地に学生たちが制作した作品の設置を行ってきた。その後も平成11年まで設置が続けられ総数は61にも上る。作品の種類は人物のブロンズ像や石像、鉄製のオブジェクトなど多岐にわたり、これらのモニュメントはいまも街並みや景色に溶け込んでいる(1作品は劣化のため今年2月撤去済)。

 当紙ではこれらのモニュメントを現在調査&撮影中。「文化伝承創造都市」を掲げる千曲市の大切な文化財を改めて紹介していく(戸倉地区、上山田地区の屋外彫刻も掲載予定)。

「あんず」(昭和61年度)作者:深作 洋子場所:あんずの里観光会館/森

「育」(平成11年度)作者:森 大輔場所:403号バイパスポケットパーク/土口