第5回 福祉の夢まつり 3年ぶりに開催

第5回 福祉の夢まつり 3年ぶりに開催

 海の日の祝日の7月18日、戸倉創造館で「第5回福祉の夢まつり」が開催された。同イベントは地域のボランティア団体が主催するもので、今回は3年ぶりの開催となった。

 長野圏域の新型コロナウイルス感染警戒レベルが再び「4」に引き上げられたことから直前に参加を辞退する団体もあったものの、17団体が参加。およそ100名の来場者を集めた。各団体からは展示発表のほか、工芸品などの販売も行われた。また、信州大学の交響楽団などのステージや、車いすダンス協会による障害を持った方と健常者による社交ダンスなども披露された。

 コロナ禍でなかなか交流の機会が持てなかった障害者の方たちからは開催を喜ぶ声があがり、涙を流して喜ぶ人もいたという。

 千曲市社会福祉協議会地域支援課の堀内広正係長は「あまり外に出られない在宅障害者の方が、発表の準備をすることを張り合いにしてもらえる心の糧になれば」と語った。