一人一台端末活用授業公開(埴生中学校)GIGAスクール構想タブレット端末導入

一人一台端末活用授業公開(埴生中学校)

 文部科学省のGIGAスクール構想に基づく生徒一人一台のタブレット端末導入により、様々な教科で情報通信技術を利用した取り組みが試みられるようになっている。1月19日には埴生中学校でICT授業の公開があり、市議会議員らが視察した。

 この日は1年生から3年生の授業が公開されたが、主はクラウド型授業支援アプリ「ロイロノート」を使ったもの。英語の授業ではロイロノートの機能を使い、ネット上のアンケートで「行きたい国」などを記入し、同じ国を希望したグループで英文を作って発表を行いクラス全体で共有した。社会の授業では「どの企業に就職したいか」「何を目的に働くか」といったキャリアデザインを各自が記入。端末上で確認した教師からリアルタイムで助言が与えられ話し合われた。また、体育でもハンドボールの授業に端末を利用。守備などの戦術について各自がイラストを描いて意見を出し合った。

 増村校長によれば「授業以外でもコロナ禍で集まれない時、生徒集会などで活用するなど学校全体で利用が広がっている」ということだ。